こんにちは、高校教師のナツです。
年末の連休でやっと新婚旅行に、人生初の海外旅行に行ってきました!
行ったのはタイのバンコクです。
初めての海外旅行は不安だらけで、特に「言葉が通じなくて困ることがあったらどうしよう…」と思っていました。
そんなときに持っていると便利なのがポケット翻訳機です!
今回ご縁があって、ユニオン電子工業株式会社のAI翻訳機『Perico(ペリコ)』をご提供いただきましたので、レビューしたいと思います。
下記のような方はぜひ参考にしてください!
- 初めての海外旅行で語学に不安がある人
- これから海外旅行にたくさん行こうと思っている人
- 海外ではWi-Fiルーターでネットに繋ごうと思っている人
音声翻訳機Perico(ペリコ)って?
ペリコは携帯型の音声翻訳機です。
どんなことができるのかというと…
例えばタイに行って「”こんにちは”ってタイ語でなんて言うんだろう?」と思ったとしましょう。
ペリコに向かって「こんにちは」と言ってください。
ペリコが翻訳してすぐ「サワディー(こんにちは)」と答えてくれます。
逆のパターンもできます。
「タイ語でなんて言われているのかわからない!」というとき、ペリコの翻訳ボタンを押して聞き取れば、ペリコが日本語に訳して教えてくれます。
音声翻訳の機能以外には、別売りのSIMカードを挿入してWiFiルーターとして使うことができます。
WiFiルーターとしての性能は後述します。
以下はペリコの気になる仕様をまとめました。
- 対応言語 … 38言語(アラビア語・イタリア語・インドネシア語・オランダ語・カタロニア語・ギリシャ語・スウェーデン語・スペイン語(南アメリカ)・スペイン語・スロバキア語・タイ語・チェコ語・デンマーク語・ドイツ語・トルコ語・ノルウェー語・ハンガリー語・ヒンディー語・フィンランド語・フランス語(カナダ)・フランス語・ベトナム語・ヘブライ語・ポーランド語・ポルトガル語(ブラジル)・ポルトガル語・マレー語・ルーマニア語・ロシア語・英語・英語イギリス・英語インド・英語オーストラリア・韓国語・広東語・中国語・日本語・繁体字中国語)
- 本体寸法 … 130×60.5×12.8mm(iPhoneXSよりややスリムな幅)
- 本体重量 … 110g(iPhoneXSより軽く薄型モバイルバッテリーと同じくらい)
- 液晶ディスプレイ … タッチパネル
- 充電端子 … Micro USB(Micro-B)
- 充電時間 … 約2時間
- 連続待受時間 … 約200時間
- 連続翻訳時間 … 7~8時間
ペリコのパッケージはこちらです。(画像クリックで拡大できます。)
内容物はペリコ本体、USB充電ケーブル、取扱説明書です。
写真に写し忘れましたがUSBケーブルも入っています。
タイ旅行でペリコを使ってみた感想
私たち夫婦は2人とも、新婚旅行で行くタイのバンコクが人生初めての海外でした。
タイの言語はタイ語です。英語ですら不得意な私たちは、タイ語も当然知りません。
”初めての海外旅行”で不安要素の1つになるのが言語ですが、「翻訳機を持っている」というのは無敵の安心感がありました。
「困ったことがあればペリコに伝えてもらえる」というのはとても気が楽でした。
タイ語より、英語で話してくれる人が多かった
タイに行ったのでペリコの翻訳設定はタイ語にしていたのですが、バンコクは外国人観光客がとても多く、どこへ行ってもほぼ英語でのやり取りでした。
ホテル・飲食店・ショッピング・タクシーなど…おそらくバンコクの人は観光客に慣れているので、どこへ行っても英語やジェスチャーで表してくれます。
その英語も単語を言われたりカタコト英語が多く、相手からの言葉を翻訳する機会はほぼありませんでした。
こちらからの会話を伝えたいときも同様に、英単語やカタコト英語にジェスチャーを組み合わせることでだいたい伝わりました。
しかしあまり英語が得意ではないので、「これ英語でなんて言うんだっけ?」というときなんかにペリコを使いました。
ペリコのおかげでだいたいは伝わったのですが、ときどき翻訳された文章のニュアンスが違うのかな?という場面もありました。
なるべく短い文章で区切って翻訳した方がいいのかもしれません。
Wi-Fiルーターとして優秀!(公式サイトに書いていないことも言及)
ペリコはその国に対応したSIMカードを差すことで、WiFiルーターとして使うことができます。
WiFiルーターとして使用するときに気になるのが以下の点です。
- スマホやタブレットなど同時に何台接続できるのか
- スマホをWiFi接続したままバッテリーが何時間持つのか
- WiFiがどのくらいの距離まで届くのか
この辺がわかれば海外旅行でのネット環境を整えやすいのですが、ペリコの公式ホームページには書かれていないこともあるので、ルーター機能を重視する方のためにレビューしたいと思います!
スマホやタブレットなど同時に何台接続できる?
最大8台まで接続できます。
今回の旅行ではスマホ×2・タブレット・ノートパソコンの計4台まで同時に接続しましたが、接続数を増やしたからといって通信が遅くなったり途切れてしまったりするようなことは全くありませんでした。
スマホをWiFi接続したままバッテリーが何時間持つ?
海外ではgoogleマップで地図を確認したり、同行者とLINEで連絡を取り合ったり、スマホを使うならネット環境が必須です。
正確なバッテリー稼働時間は図れませんでしたが、ペリコの電源を入れてWiFiのアクセスポイントにして、翻訳機能をほとんど使わなかった日はだいたい9時間くらい使えていました。
公式サイトには連続待受時間が約200時間、連続翻訳時間が7~8時間と書かれています。
連続待受時間の約200時間はおそらくWiFiルーターとしては使わない場合で、WiFiルーターとして使う場合は連続翻訳時間の7~8時間+αという体感です。
翻訳機能を使うのであれば、音声が出るのでその分バッテリーの減りは早くなります。
ペリコをWiFiルーターとして1日持ち歩くなら、モバイルバッテリーを一緒に持っておくのが安心です。
WiFiがどのくらいの距離まで届くのか
基本的にはペリコを持っている人が見える範囲内であれば繋がりました。
私がかばんの中にペリコを入れておいて夫が同じお店内にいる状況だと、ぴったりくっついていなくても夫のスマホはネットに繋がっていました。
あとはショッピングセンターのトイレに入ったとき、私がトイレ内にペリコを持ち込んで夫が外で待っているときも繋がっていました。
さすがに違う階に別れたり、姿が見えないほど遠くにいると接続が切れてしまいました。(そして焦りました…。)
ホテルの部屋内でも、ペリコをベッドルームの角に置いて充電しながら、リビングルームや洗面所までスマホを接続することができました。
ペリコのWiFiルーターとしての機能は、WiMAXなどのポケットWiFiと同等だと感じます。
ネット回線の速さは?
これはペリコに差し込むSIMカードの性能に左右されます。
私がバンコク旅行で購入したSIMカードはこちらです。
ちゃんと日本語で説明書きがあって口コミも多く、安心のSIMカードでした。
実際使ってみてとても快適で、日本にいるときと変わらないネット環境でした。
ちなみに普段はUQモバイル、自宅ではauひかりを使っています。
海外旅行によく行く人には翻訳機兼WiFiルーターとして持っておくのがおすすめ!
なぜペリコが海外旅行のWiFiルーターとして持っておくのがおすすめなのかというと、元が取れるからです。
海外旅行中スマホをネットに繋ぐための手段として人気なのが、WiFiルーターのレンタルです。
CMでやっているイモトのWiFiや、口コミで良く見かけるグローバルWiFiなどですが…けっこうお金がかかります。
今回のバンコク旅行でWiFiルーターのレンタルを検討したとき、5日間のレンタルで割引を使っても6000円の見積もりでした。
ですがペリコに先述したsimカードを挿入してWiFiルーターにすると、8日間使えてたったの458円です。
WiFiルーターのレンタルよりsimカードの購入の方が圧倒的に安いので、これから海外旅行によく行く人は、ルーターをレンタルすることを考えればすぐに元が取れてしまいます。
おまけに(というかメインで)翻訳機能がついているので海外旅行の心強い味方です。
今回はタイで使えるSIMカードを紹介しましたが、他の国に行く場合でもamazonで「国名 sim」で検索すればWiFiルーターのレンタルより安価なsimカードがほとんどの国であります。
6800円引きで購入できるクーポンコード有り!
音声翻訳機Perico(ペリコ)はこちらのページから購入できます→ Wi-Fiルーターにもなる夢のAI翻訳機「Perico(ペリコ)」
購入時のクーポンコード入力欄に「PERICO」と入力すると、6,800円引きで購入できます!
クーポンコードが使用できるのはは2020年2月20日0時までなので、海外旅行に行く予定がある方はお早めにご検討ください!
初めての海外旅行、ペリコを持って行って本当に安心しました。
バンコクは外国人観光客が多くて日本人もたくさん見かけましたが、お店やタクシーでのやり取りは英語かタイ語になります。
「言葉が伝えられなさそうだからここのお店はあきらめよう」とならなかったのはペリコのおかげです。
ガイドブックに載っていなかったお店も楽しむことができました。
海外旅行を満喫するためのアイテムとしておすすめです!